調べてみました
ドリップバック式コーヒーの
美味しい淹れ方

ドリップバック、あまり聞き慣れない用語ですね。
好きな人は、毎日お世話になっている。
アレです。

一杯分づつ、挽いたコーヒー豆がフィルターに入れてあり
それごとコーヒーカップに取り付けて、お湯を注ぐと
あっと言う間に、本格コーヒー!
ってやつです

インスタント・コーヒーもそうですけど、このドリップバック式のコーヒーも日本人の発明らしいです。
便利ですよね。
朝の一杯、贅沢を言わなければ、コレで十分だし。
仕事が一息ついた後の一杯には、もってこいですね。
が、しかしです。
やっぱり、お手軽だけにマズくはないけど、何か物足りない気がします。
そう思うのは、自分だけでしょうか?

と、いう事で。
ドリップバック・コーヒーの美味しい淹れ方を調査。
そして、いろいろ検証してみましたので、ご報告したいと思います。

ドリップバックの美味しい淹れ方
基本編

● 決めては温度
コーヒーを淹れる時の適温は、90~95℃

100℃の熱湯がいいと思ってませんでした?
温度が高いと、酸味と香りが飛んでしまいます。
それにフィルターが小さいので、熱湯を注ぐと豆が踊ってしまい、結果薄くなってしまいます。

いろいろ温度を変えて実証した結果、90~95℃のお湯が適温ではないかと思います。
電気式ポットの保温温度が、大体それくらいです。
コンロで沸かす場合は、一度沸騰させたお湯を、カップに注いだときの温度がそれに当たります。

*コーヒーカップは、必ず温めておきましょう。

● 蒸らしが大事
少量のお湯で、約20秒くらい蒸らします。

焙煎したコーヒー豆の水分含有量は約2%と、カラッカラの状態です。
蒸らすことで挽いた豆がふやけ、香りとうま味が抽出しやすくなります。

この蒸らしの一手間がたいへん重要です。
まず、フィルターにお湯がかからない様に、真ん中をめがけ注ぎます。
そして、一往復
目安は、フィルターの底から僅かに垂れるくらいがベスト。
最低でも20秒は、蒸らしましょう。

注 意
ここで大量のお湯を注いでしまいがちですが、豆を洗っている様なものです。
出てくるのは、色の着いたお湯でしかありません。
もったいない!
豆の粒の中心まで、お湯と蒸気で蒸らしてあげましょう。

● お湯はやさしく注ぐ
勢いよくお湯を注ぐのは厳禁。

コーヒー全体にお湯がまわる様に、少づつ湯を注ぎます
気持ちは分かりますが、焦りは禁物。
せいぜいフィルターの半分くらいまでに押さえましょう。

● お湯の量は正確に
ガッカりしたくなければ、お湯の量は正確

日本のメーカーは几帳面です、きっちり一杯分の量しか入っていません。
湯量の誤差は、味に直結します。

目安は、1:15
豆の容量が10gだったら、お湯は150mgが基本です。
普通のマグカップなら半分の量ですね。
これを基本に、お好みで薄目、濃い目を決めてください。

目盛りのついた容器で淹れるのも対策かな。
感覚をつかむまでの辛抱です。

大体、こんな感じですかね。
やはり、ドリップバック・コーヒーの淹れ方は、豆を挽いて淹れるレギュラー・コーヒーに近いですね。
以上のこ事に気を遣うと、かなりイイ線で美味しいコーヒーが飲めると思います。

ドリップバックの美味しい淹れ方
参考編

● 選び方 重要なのは豆の量
高級豆使用とか、美味しさを強調する宣伝文句には要注意です。

重要なのは、豆の量です。
最低でも10グラム以上の製品を選びましょう。
これ以下だと、淹れ方が難しくなり、美味しいコーヒーは望めません。

● コーヒーの99%は水です
おいしい水で淹れたコーヒーは、やっぱり美味しい。
考えてみれば、当たり前かもです。

こんなデータがあります。
軟水は、酸味が出やすく、口当たりがまろやかになります。
硬水は、雑味、いわゆる苦みが出やすくなります。

ご自分の住む地域はどっちなのか、一度調べてみてはどうでしょう。
硬水の地域に住むかたは、一度軟水で淹れてみて下さい。
逆の場合もありますね。
いつものコーヒーが、おやっ?と感じるかも知れません。

● フィルターは、上か下か
製品によって、フィルターの取り付け方が異なります。
あくまでも私の主観ですが。

カップの上に取り付けるタイプは、製造にコストがかかるのか、ちょっと値段が高めで、高級感のある製品に使われている気がします。
注意したいのは、紙の使用が多いので(紙の)ニオイが気になります。
淹れ終わったら、すぐに取り外しましょう。

カップの下(中)に取り付けるタイプは、浅いカップだと豆がお湯に浸ってしまいます。
浸っている時間がながいと、雑味(苦み・エグ味)が出やすくなります。
メーカーは、その点を考慮して作っているみたいですが、このタイプはマグカップで淹れることをおススメします。

こんな淹れ方も試してみては?

もう、コーヒーじゃない?ハッキリ言って、邪道です。
通の方には、叱られそうですが、いいじゃないですか、美味しけりゃ。

● テクニックなし、お湯を注ぐだけ!
ただし、コーヒーカップの他に、もう一つ容器が必要です

袋から豆入りフィルターを取り出します。
次に、フィルターの口を破り、中身を別の容器に移します。
(容器は、温める必要はありません)
ポットから、勢いよくお湯を注ぎます。
軽く混ぜてから、20秒待ちます。

空のフィルターを、コーヒーカップにセットし。
こぼさない様に、セットしたフィルターにコーヒーを注ぎます。

出来上がりです。

簡単ですが、お湯の量さえ間違わなければ、思った以上の美味しさが味わえます。

● プラス○○で、いつもと違った美味しさに
失敗しても、たかだか一杯ですから
いろいろチャレンジして、自分流をみつけるのも楽しいかも。

① +シナモンパウダー
淹れ方は、いつもと同じで構いません。
お湯を注ぐ前に、1~2振りシナモンパウダーを加えてみて下さい。
濃厚なロシアン・コーヒーの出来上がりです。
砂糖とミルクは忘れずに!

ちなみに、(私は)朝のコーヒーはこれに決めてます。

② +お茶
淹れ方は、いつもと同じで構いません。
お湯の代わりにお茶(緑茶、麦茶・・etc)を注ぎます。
ハマる人も居るかも?

③ +ショウガ
淹れ方は、いつもと同じで構いません。
コレは、どうかな?
好き嫌いは、ハッキリ分かれるかな。
砂糖とミルクは忘れずに!

④ +ジャム
淹れ方は、お湯多めで薄く作るのがコツ。
配合は、ご自由に。

⑤ +○○で自分流
ありえない組み合わせで、自分流の飲み方を見つけてはいかがでしょう?
コーヒー風味の飲み物をつくる感覚で挑戦してみて下さい。

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