余りにも定番すぎて、目玉焼きの作り方なんて考えた事のない人。
意外と多いのではないでしょうか。
でも、たかが目玉焼き、されど目玉焼きです。
ほんの少しの手間で、一流ホテルで食べるような目玉焼きに変身できるとしたら。
どうでしょう。
一度は試してみる価値あると思いませんか?
このブログは、簡単・お気軽ですから。
では、さっそく作り方。
● めざす目玉焼き
白身は、均一に火が通っていて、あくまでも白く、ふっくら柔らか。
黄身は、トロットロの半熟か、固まっていても、やわらかくクリーミーな状態。
こんな目玉焼きを目指しましょう。
● 材 料
卵 : 2個
油 : 小さじ1~2
バターorマーガリン 適量
塩&コショウ 少々
・卵は、いつも食べているもので構いません。
・油もお好みで、サラダ油、オリーブ油など
・バターorマーガリン、これもお好みで使って下さい。
・調味料もお好みで、醤油、ソース、バルサミコ酢など
● 手順 1
あ卵は、皿などに割り入れる
理由は3つ
- 卵白の水っぽい部分を取り除くため
卵白の水っぽい部分は、焦げやすく、また生臭さの原因です。 - 失敗を減らすため
黄身の細胞は、ちょっとした衝撃でも傷つきやすく、細胞の壊れた黄身は、加熱するとゴム状に硬くなってしまいます。 - 少しでも常温に近づけるため
冷たいままだと火の通りが不均一になってしまいます。
なので、一度お皿などの容器にとってからフライパンに移します。
● 手順 2
卵を入れてから加熱
① 冷たいフライパンに、油をひく
樹脂コーティングのものなら、油の量は500円玉1つくらいが目安です。
鉄製のものなら、500円玉2つが目安。
② お皿の卵を、お箸やフォークどで静かに流し入れる
この時、お皿は、傾けないようにして下さい。
水っぽい部分がフライパンに入ってしまいます。
③ 火加減は、絶対に弱火!
ご使用の器具の最小の弱火で加熱
大丈夫かな?と思いがちですが、大丈夫です。
あ
後から加熱する理由は2つ
- タンパク質は、ゆ~っくり加熱することで柔らかく美味しく焼けるのです。
慌ただしい朝ですが、大丈夫。
時間にして2~3分くらいしか変りません。
あ
卵の凝固温度
黄身:65度~70度
白身:75度~78度
意外と低い温度で固まるのです。
あ - 冷たい卵でも、均一に火を通すため
フライパンと共に加熱されるので、冷たい卵でも、均一に火が通ります。
● 手順 3
トロトロの半熟なら蓋なし
クリーミーに固めるなら、蓋をする
④ 時間が来るまで放ったらかしでOK
弱火ですから、焦げ付きの心配はありません。
時間が来るまで放っておきましょう。
(目安の時間は計っておきます)
● 手順 4
温めたお皿に移して完成
⑤ 出来上がりの目安
白身が全体的に固まったら完成です。
注目は、黄身と白身の境目が白くなったらOK
蓋をして焼く時は、黄身の表面が白くなったら完成です。
黄身が白くなるのがイヤな方は、蓋をせず1~2分程ながめに焼いてください。
又は、焼き時間は同じで火を止め、1~2分程余熱で火を通してください。
⑥ 温めておいたお皿に盛り付け完成
味付けは、お好みで!
塩&コショウ、マヨネーズ、ソース、バルサミコ・・・・・・etc