簡単 瞑想で疲れた脳をリフレッシュ
深いリラックスと集中力を手に入れる方法 完結編

7月6日

瞑想記事も今回で最終回です。
前回、少し触れましたが、境地瞑想についての記事になります。

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○境地瞑想って何?

雑念(考え事 不安などの感情、イメージなど)でいっぱいだった頭の中が、効率よく整理され、もう浮かんでくるものが無くなると、静かな時間帯に入ります。
次の瞬間、これ以上の静けさはないと云う、正に静寂を体験することが出来ます。
この状態が「境地」です。
禅では、「無」とか「空」として表現される状態です。
境地の状態には、意識して入れるものではありませんが、瞑想が効率よく進んだときに現れます。
この境地に達したとき、脳あるいは心がリセットされ、あらゆるストレスから開放され、深いリラックス効果が得られます。

具体的に何が起こっているのかと言うと、意識はハッキリしているのだけれど、何も考える事がない、そういった処ではないでしょうか。
脳波をつかった実験では、瞑想に入ってしばらくの間は脳全体が活発に活動し、そして後半はα波を大量に放出している状態に移っていくことが確認できるそうです。
この点が、睡眠とは異なるところです。同じ脳に休息を与える行動であっても、睡眠は意識をなくした上で脳が勝手に記憶や雑念を処理する生理現象です。いっぽう瞑想は、自ら意思をもって行う行為です。

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パソコンに例えてると分かりやすいのではないでしょうか。
睡眠は、自動的(主に深夜実行)に行われるOSのアップデートやメンテナンスの様なものです、パソコンを使い続ける上で欠かせない重要なものですが、不要なデータやファイルには手はつけられません。
コレに対し瞑想は、データの整理、不要ファイルの削除あるいは再起動を行う行為に似ていて、パソコンのリフレッシュや性能維持に貢献します。
どちらもパソコンを快適に使うためには大切です。
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○ 瞑想の終わり方

次に、瞑想を終了する方法についてです。
境地に達する、達しないは別にして、15分をメドに瞑想を終了します。
それ以上続けると疲れて集中力が途切れてしまいます。
終わり方は、座位で行った場合は上体を倒し、両手が床に着くくらいの姿勢で軽く伸びをします。
再び上体を起こし、ゆっくりと目を開き、身体の感覚が正常であることを確認して終了となります。
寝た状態で行った場合も同じです、寝たままの姿勢で軽く伸びを行い、ゆっくりと起きあがり座位になったところで、ゆっくりと目を開き、身体の感覚が正常であることを確認して終了となります。
もう一度行いたいときは、10~20分ほど間隔をあけ休憩をとってから再度始めてください。

簡単・瞑想法についての記事はこれで終了です。
瞑想について、もう少し知りたいと思われた方は、ネット上で検索されるのもいいし、書籍もいっぱい出ていますので、自分にあった本を見つけてみて下さい。図書館で探すのもいいかも知れませんね。
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