簡単 瞑想で疲れた脳をリフレッシュ
深いリラックスと集中力を手に入れる方法 実践編

7月3日

前回の記事では、瞑想は健康法の一つである、と説明しました。
そして瞑想を行うことによって得られる効果についても書かせて頂きました。

  • リラックス効果
  • 集中力
  • 体調を整える
  • 精神安定効果
  • 記憶力の向上

が、しかしです。
自分を含めほとんどの人は、いくつものハードルを越えて、やり始めたとしても続かないんです。
時間もないし、瞑想に適した環境もない、だいいち面倒くさいです。
どんな事にも言える事ですが、真剣に行おうとすると煩わしいルーティーンが多過ぎます。
そこで、奥義的なもの、作法的なことは二の次にして、取りあえず、やってみる方法をご紹介いたします。
この記事の趣旨は「簡単」ですので、お気楽に試してください。
色えんぴつビー玉

<瞑想の前に準備をしましょう>

1.呼吸法
瞑想の基本は呼吸です。
深~く、ゆ~っくり、リズムよく行うようにします。
瞑想中は、この呼吸に意識を集中します。
と言っても、よく分からないですよね。
呼吸なんて意識してしている人はいませんから無理もないです。

  • 胸式呼吸
    普段、している呼吸法は胸式呼吸です。
    胸式呼吸とは、胸回りの呼吸筋を使って肺を膨らませたり、縮ませたりして行う呼吸法です。
    この呼吸法でも構わないのですが、意外ですが深い呼吸には向いていません。
    大きな息をする場合、呼吸筋をかなり意識的に使わないといけません。
    いくら呼吸に意識を向けるといっても、これでは良い瞑想に入れません。
  • 腹式呼吸
    本来の腹式呼吸は、丹田法と呼ばれる下腹部を中心に行う呼吸法です。しかし普段使わない筋肉を使う呼吸法なので難しく、慣れない内はお腹全体を使った方法で構いません。
    慣れてくれば、ほとんど意識しなくても行えるようになって来ます。
    いづれにせよ意識する事は、深く、ゆっくりとした呼吸を行うことです。

2.姿  勢
長い時間、と言っても15分程度ですが、同じ姿勢をとっても疲れない姿勢がいいです。
一番良いとされるのが座禅の姿勢ですが、あぐらであったり、椅子やソファーに座るのも結構です。眠らなければ、寝た姿勢でも構いません。

3.環  境
意識や感覚を刺激しない環境が適しています。
居心地の良い環境であれば、場所は選びませんが次のような事には配慮してください。

  • 室温は暑からず寒からずの適温で
  • 突然大きな物音や声がするような場所は避ける
  • 瞑想の妨げになる様なものは取り除く、携帯などは切っておく
  • 環境音楽やヒーリング曲などで環境を整えることもOK

4.マントラ
雑念を整理するために唱えるものとされてますが。
要は何でもいいんです。言葉でも音でも自分に合うものを選んでください。できれば3文字か4文字くらいのものがいいです。
ちなみに私の場合は、「ゴーン ボーン ナーン ハーァ」です。

<瞑想を実践してみましょう>

準備が整ったら難しい事は考えず、とにかく始めてみましょう。
やり方は、次の様に行います。

  1. 呼吸を整える
  2. 静かに目を閉じる
  3. 声に出さず頭の中で、マントラを唱える
  4. すこし経つと、雑念(考え事、不安感などの感情、映像などなど)が浮かんできます。
    それを追いかけたりせず直ぐにマントラに戻ります

これを繰り返します。瞑想中に行うのは、これだけです。

<瞑想のコツ>

しかし、やってみれば分かるのですが、この簡単そうに思えることが非常に難しいのです。
なぜなら人間の脳は、考える、思考する、感じるという働きを常に行うようプログラムされているからです。
では、どの様に瞑想を進めていけばよいのか。
例えば、青空をイメージして下さい。
そこに雲が次々と流れてきます。そして流れ去り消えてゆきます。
そこにあるのは広大な空、青空があるだけです。
空を自分の心としたら、雲は雑念です。
この様なイメージで、どんどん雲として雑念を流して行きます。
人によっては、空の代わりに川あるいは海であっても構いません。
とにかく、次々に浮かんでくる全てのものを流す(スルー)事が大事です。
そして、無造作に浮かんでくる雑念がある時、途切れる瞬間が訪れます。そこに至った時が瞑想状態に入っ瞬間です。
そして、この時に脳がリセットされるわけです。

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<瞑想を終える>

どれくらいの時間で止めるのが良いのか?
一つの目安と言われているのが15分間です。
ただし決まり事ではないので、状況によって5分でも10分でも構いません。それよりも毎日行うことが大切です。
また、気分が乗らない時は2~3分で止めても構いませんし、
一つの雑念に囚われて瞑想が一向に進まないこともあります、そんな時は、次回に影響しますので潔く止めてしまう事です。

簡単に実践するための記事は、ここで終了です。
次回は、さらに一歩進んだ「境地瞑想」についての記事を考えてます。

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