梅雨の晴れ間のプチ旅行
新穂高ロープウェー&乗鞍スカイライン
前編

突然訪れたご褒美、梅雨の三連休どこ行くべぇ
の続き。

前回は、急に舞い込んだ三連休を利用して、飛騨地方のソールフード「鳥(けい)ちゃん」を食べに、下呂温泉に行った記事をアップさせて頂きました。

今回は、次の日が晴れの予報に変わったので、梅雨の中休みを利用して奥飛騨を巡った、プチ旅行記をアップします。

奥飛騨までは、下呂温泉から約90kmの道のり、時間にして1時間50分の行程です。
昨日は、雨が降ったり止んだりの梅雨空。
奥飛騨に向かう道路は霧で視界が悪く、おまけに慣れない山道とあって2時間を越えてしまいました。
奥飛騨温泉郷の「民宿・ほらぐち」に着いたのは、伝えていた時間より1時間も遅い夜の9時でした。

目が覚めたのは早朝6時。
途中コンビにで買っておいた、おにぎりとカップうどんの簡単な朝食を済ませ、チェックアウト。
誰も居なかったので、カギは玄関に置いてきました。

ここ民宿「ほらぐち」は、コスパもいいし、気も遣わなくていいし。
気楽がなにより、という方にはオススメのお宿です。
ああ<民宿ほらぐち>高山市奥飛騨温泉郷新平湯温泉

外は、霧が立ちこめ真っ白です。
さすがは奥飛騨、気温は9℃、この時期にしては肌寒い朝です。
最初の目的地、新穂高ロープウエー駅にむけ出発です。

車を走らせること15分、新穂高温泉駅に到着。
かすかに硫黄の匂いがします。

念のため駐車場に入るまえに、係りのおじさんに確認すると。
「頂上は晴れてます。快晴らしいです」との返事。
期待は高まります。

始発までは1時間があるけど、駅で待つことにしました。
ロープウエーの始発は、8時45分。
梅雨の真っ只中、さすがに観光客は少なく、乗り口はガラ~ンとしています。
発射時間が近づいてくるにつれ、チラホラと観光客が集まって来ました。
30~40人といった人数かな。
みんな偉いですね、ヤッケに薄手のダウン、中には登山の重装備の方もいます。
半そで姿の軽装は自分だけ、完全に浮いた存在です(汗)

係りの人が現れチェーンが外されました、いよいよ出発の時刻です。
ロープウエーは二段式です。
鍋平高原駅までの第1ロープウエーは、約4分間。
そこから第2ロープウエーに乗り換えて山頂に向かいます、乗車時間は約7分間。

第2ロープウエーに乗り換えても、霧で下の山肌しか見えません。
支柱のところで車体が大きく揺れたあと。
パッと、明るくなったと思った瞬間。
絶景が待ってました。
雲海の向こうに望むのは霊峰「白山」(2702m)
こんなにハッキリ見えるのは、めずらしいそうです。
こちらは、穂高の山並み、神々しい眺めです。
こんな自分でも、心が洗われた様な気分になりました。

ここまで登ってくると、空の色が全然違います。

家に残してきた嫁はんに、手紙でも書いてやろかと思いましたが。
日本は凄いですね。 こんな場所でもスマホが使えるんです。
だから朝の挨拶は、LINEで済ませました(笑)

「淹れたてですよ~」の声に誘われ、コーヒーを買いデッキに出ます。
山頂で飲むコーヒーは、これまた格別の味がですね。

いつまでも眺めていたい絶景ですが。
軽装では寒さがしみます。
それに、もう一つの目的地に向う時刻が迫って来ました。
すこし未練は残りますが、ここで下山です。

下山の途で、ちょっとしたサプライズがありました。
この人はスタッフのお姉さん。
乗客は自分一人、貸切ロープウエーでした。
お姉さんも、苦笑い。

乗換駅の鍋平高原駅に着いた頃には、霧も晴れ、こんな可憐な花が咲いていました。
そして、こんなレリーフも見つけました。
何て書いてあるかって?
”高く険しい山を愛する者は、穂高に行かなければならない”
なるほど~ッ。
ところで、この人は誰?

次回は、乗鞍スカイライン編です。

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