ご近所探索
明治村で探偵ごっこ 2

ご近所探索<br>お城の次は、明治村で探偵ごっこ
つづき

主人の勇ちゃんが真剣に取り組んでいるのは、明治村で開催されている「明治探偵GAME」です。
数年前に始まった季節限定イベント、指示書に書かれたヒントを頼りに謎解きをするゲームです。

勇ちゃんが取り組んでいるのは、「依頼書弐・工女の消失」というもの。
難易度は、初挑戦なので難易度☆☆★★★
行方不明になった女工さんを探し出すというゲームです。
私は仕方なく謎解きに付き合って、端から端を行ったり来たり。
ただでさえ広いのに…
もう、歩き疲れて大変です!

「ここ、さっきも探して無かったやん?!
また探すのォ?」
「わしの推理が正しかったら、(ヒント)が在るはずなんや」
す、推理?
完全に迷探偵に成り切ってます。
子供かっ!!
  
    

広い園内を半日歩き回って、さすがに当人もお疲れの様子。

「アカン、タイムリミットの4時半が来る…
まだ、半分しか解けてないのにぃ」
気持ちだけ焦って体が動きません。

疲れ果て、半ば諦め気分でベンチに腰掛けていると。
何処からか、流れてきたのは。
ラーラーララ、ラーラーララ…
蛍の光
「やばい、もうそんな時間?」

ベンチ近くのバス停から、車掌さんの声が響いてきます。
「本日、最後のバスで~す。
お乗りになる方は、お急ぎください~」

勇ちゃんの迷探偵振りに、ついつい同情して。
一緒になって探して、こんな時間になってしまいました。

勇ちゃんは、慌ててバスに乗ろうとしましたが。
私の脳裏に「もったいない!」の文字がピカーッ。
「歩いて帰ろう!」
「えっ! うそ~ッ!」

最終バスは、行ってしまいました。

二人共、さんざん歩き回って、足はパンク寸前。
時計を見ると、4時50分。
閉園まであと10分。

二人の居るのは、よりによって入り口から一番遠い場所。
人もまばら、慌てた私達、なにを血迷ったか。
近くの出口から、飛び出してしまったんです。

山道を歩き始めて気付きました。
「この山道、駐車場から、だいぶ遠いよな」
バスに乗れなくて、不機嫌な勇ちゃん。
「バス代をケチるからや!
歩いたら1時間はかかるで!」

出てしまった以上、歩いて帰るしかありません。
山道を二人してトボトボ、会話もありません。
お互い、不機嫌オーラ全開ですから(笑)

でも冷静に考えると。
確かに閉園時間は5時だけど、出られなくなった訳じゃなく。
ゆっくり園内を歩いて帰れば、良かったのではないのかなぁ。
まだ人も居た訳だし(汗)

いい大人が焦って、飛び出すなんて…
バカさ加減に呆れて、ニガ笑です。

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