彼岸花は見た目も
植生も変り種
普通とは逆サイクルなんです

9月23日

子供の頃、学校の帰りに彼岸花を摘んで帰ると、
おばあちゃんに「家が火事になる」とか、「毒がある」と、よく叱られたものです。
なんで、あんなに沢山の彼岸花を道草してまで摘んだんだろ・・・?
彼岸花は、葉っぱがないし、茎がポクンッと気持ちよく折れるので、子供でも採りやすかったんだと思います。

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子供の頃は、特に気にならなかったけど、ホントは真っ赤すぎる彼岸花は苦手です。
葉っぱのない茎が真っすぐに伸びて、鮮やかな花だけが付いている、とても妖しく感じるからです。

彼岸花は、お彼岸の頃に芽を出します。
1日でスーッと10cmも茎が伸び、真っ赤な花を咲かせます。
花の期間は一週間ほどですが、なんと花が終わると茎まで枯れてしまいます。
なにも無くなったあと、今度は根(球根)から葉っぱが伸びるんです。
そして、葉っぱのまま冬を越します。
ちょっと変わってますね。
higannbana春は、そのまま成長し、ひたすら球根に栄養を溜めて、
夏になると葉を枯らし休眠期に入ります。
秋になり、秋雨が降りはじめるのを待って、花を咲かせます。
桜もそうですが、普通の植物とは、逆サイクルなんですね。

たくさんの別名もあります。
お彼岸に咲くから、「死人花」、「幽霊花」。
毒があることから、「毒花」、「痺れ花」。
どれも、あまりいいイメージではないですね。

だからこそ、余計に妖しく感じるのかも知れません。

今日に色は、彼岸花の赤色

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