女子大生の里佳子ちゃん
からのタレこみ情報
セミの一生

ちょっと前のブログで、レゴ人形の記事をアップしました。
そこで登場してくれた、女子大生の里佳子ちゃん
またまた再登場してくれました。

今回は、せみのお話。
ひょっこりと現れた里佳子ちゃんが唐突な話を始めました。
「この前の夜、せみが脱皮しているのを見つけたんです」
「それを、懐中電灯で照らしながら、ずっと見てたんです~っ」

きっとせみは、ものすごく嫌だったと思うんですけどォ。
て言うか、大学生がせみの脱皮に興味を持つかな?
可愛いすぎます(笑)

でも、今年53才のおばさんが、里佳子ちゃんの話に、ちょっと反応してしまいました。
次の日、目が覚めたら、せみの脱皮の事が気になって仕方がないのです。
朝から、モヤモヤするのも精神衛生的によくないと・・・
早朝パトロールに出発です。

以前、(パトロール中に)びわ泥棒に間違われた事があるので、今回は不審な動きは禁物です。


先ずは、当たりを付けていた家の近くの公園から捜索開始です。
意外と簡単に見つけられました。
さすがに脱皮中のせみは見つけられませんでしたが、せみの抜け殻はたくさん見つけられました。

抜け殻なのに、木にしっかりとくっ付いている。
ちょっと、怖~い。


せみ(アブラゼミ)の幼虫は、産まれてすぐに地面に潜るそうです。
土の中では、木の根の樹液を吸って育ちます。
その期間は、なんと約6年間。
土の中で、何度か脱皮を繰り返し大きくなるそうです。

長い長い期間を土の中で過ごし、やっと地上に出てきます。
羽化は夕方、土の中からはい出し、木を登り。
背中から抜け殻を残して脱皮。

でも、寿命は一週間!

その一週間の間。
「ジィーッ ジィーッ」
「ジリ ジリ」
耳を塞ぎたくなるほどの大声で鳴きます。

鳴いているのはオスで、意中のメスを射止めるために、全力でアピールしているんです。
集団お見合いの、告白タイムの様に?

6年間も土の中にいて、地上では一週間の命。
その短いあいだに子孫繁栄のために必死なんですね。
ちょっと気の毒ですね。

それを思うと。
「ジィーッ ジィーッ」
「ジリ ジリ」のうるさい大合唱も、許してあげたい気持ちになります。

せみに生まれなくて、ホント良かったと思います。

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