ちょっといい話?
通勤バス 編

私は毎日、名古屋の栄駅までタウンバスを使って通勤しています。

タウンバスは、すこし小さなマイクロバスです。
なので乗り降りは、前のドアから。
料金も、乗車時に行き先を告げて料金箱に入れるんです。

最寄のバス停から栄駅まで400円。
小銭を用意するのも面倒なので、回数券を買いました。
これがまたペラペラの紙製。
簡単に偽造できそうなんです(笑)

器用な勇ちゃんなら、作れそう。
一瞬、悪い私が出そうになりましたが…
そこは、賢明でまじめなサラリーウーメン。
そんな事は致しません!!(汗)

ある日、このタウンバスで事件が起こりました。
年配の運転手さんが、うっかり、おばぁさんを降ろし忘れて、バス停を通過してしまったんです!

慌てた様子の運転手さん。
ポカ~んと口を開け、空ろな目をしたおばぁさん。
気の毒に思いながらも、心の中では興味津々の私。

この後の展開にドキドキです。
でも、車内はこう着状態のまま、次のバス停に到着。
私が降りるバス停です。

一瞬、間をおいてから立ち上がり、後方に神経を集中しながら下車。
あれ? 降りるの私だけ?
てっきり、おばぁさんも降りるとばかり思っていたので。
ちょっと気が抜けました。

気を取り直し、歩き始めた、その時。
バスは急発進。
Uターンして、反対車線を走り去りました…

ここ栄は、名古屋の中心街。
車の通りもかなり多い道路です。
信じられないものを見てしまった感じです。

これって、どうなんでしょう?
おばぁさんを、前のバス停で降ろしてあげる為だと思いますが…

私的には、「イイ話」でした(笑)

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