「紅そば亭」で、お蕎麦を待っている間。
観光案内のパンフを読んでいると、美しい棚田の写真が目に止まりました。
記事は、大垪和西(おおはがにし)の棚田について書かれていました。
大垪和西(おおはがにし)の棚田は、岡山県内では、昔から知られた名所で、私も20代の頃に来た記憶があります。
その頃は、未熟というか、まだまだ小娘だったので、まったく感銘を受けなかったことを覚えています(笑)
その事を勇ちゃんに話すと。
「いま見たら、感動するかも知れんよ」
「棚田百選?、見てみたいかも」
という事で、次は棚田の風景をみながらのドライブに決定です。
そこは、標高400m程の山間地に360度のすり鉢状に約850枚の田が広がっている棚田です。(岡山県美咲町)
昼食をとった「紅そば亭」から程近く、10分くらいで到着できました。
ゆるやかな曲線のしま模様に癒されます。
こういう景色を「日本の原風景」と言うのでしょうか。
長い時間と日本人の律儀さ勤勉さの賜物です。
それを想うと感動をおぼえますね。
田植えが終わった田んぼは疎らでしたが、時間を忘れて、のんびり出来そうな感じです。
って言うか・・・
のんびりどころか、ほんとに寝てしまいました。
目が覚めると、鏡町の標識が視界に飛び込んで来ました。
もうすぐ、今日の目的地「岩井滝」。
(どれくらい寝たのだろう?ちょっと怖い)
相方勇ちゃん、愚痴も言わずに、エライ、えらい(笑)
という事で、無事「岩井滝」に到着。
さすがに平日、駐車場は閑散としています。
車を止め、登山口に向かいます。
整備された階段を登り始めると、急に冷たい空気を感じます。
(5月下旬にしては暑い、気温30℃になった日でした)
太陽の日差しが、木々で覆われて涼しく。
沢の流れる音と小鳥のさえずりを聞きながら歩くと、ほんと気持ちいいです。
「ゲコッ!」
「今の、カエルかな?」
後ろから来ている相方に聞くと。
自分のお尻を指さして、ニヤニヤ。
まさかっ!?(汗)
無視して歩きます。
歩いて登ること約15分。
今日の目的地、「岩井の滝」に到着で~す。
この岩井の滝、瀑布とは言えませんが。
趣のある滝なんです。
流れ落ちる滝の裏側から、外を見ることが出来るんです。
別名を「裏見の滝」とも呼ばれるそうです。
少しの間、静かに滝を観賞。
一瞬ですが、心が洗われた様な感覚を覚えました。
今回も、よく遊びました。
岡山県内でも知らないとこいっぱいあるね。2人でいろんな所に行ってるから、夫婦岡山観光大使になれそうじゃなぁW(`0`)W