法要の後は
形見の品で義母を偲びます

先日、相方勇ちゃんのお母さん(私にとってお姑さん)の七回忌法要のため、兵庫の実家に帰省しました。

いつもは、ふざけてばかりの私も、いつになく神妙な面持で手を合わせました。
私は、生まれも育ちも岡山、それに宗派が違うので、勝手が分からず戸惑う場面もありましたが、いつもの要領のよさで切り抜けました(汗)

滞りなく法要も終了。
集まった兄弟や親せき一同が、おのおの帰り支度を始めました。
(勇ちゃんは三人兄弟で、大阪、神戸、岡山と実家を出てそれぞれ生活しています)

大阪のお姉さん。
「いっぺんに全員が帰ってしまうと、おじいちゃんが寂しくなるしな・・」
「わたし、もう一泊するわ」
と言いだしました。

確かに、その通り。
という事で、私達も便乗して実家に泊まることにしました。

ただ日帰りのつもりで帰省したので、何の用意もない。
一泊だけだし、必要なものは近所のコンビニで調達すればイイと考えていたら。
大阪のお姉さん、すかさずボケを入れて来ました。

「パンツなら、あるでぇ」
「えっ?どんなパンツ? 誰の?」
と、不安がる私。
「お母ちゃんのや、新品やから、コレ履き」

渡されたパンツ、確かに袋に入ってるし、新品には違いなさそうだけど・・・
どう見ても歴史感がにじみ出ている。
ゴワゴワと袋から出してみると、すごく小さい感じもする。
おまけに、(古すぎて)生地が劣化したのか、全然のびない。
今日の法事は、七回忌のはず。

一晩だけだし、何とかなるかと覚悟を決めたとき。
次に渡された物は・・

「はい、これパジャマ」
「子供の頃に着てたんや」
これまた、歴史が凄すぎる~!

50代後半のお姉さん、子供の頃の・・・
はい、ありがたくお措りしま~す(笑)(汗)

それから、お風呂に入り、支給されたお母さんのパンツとお姉さんのパジャマを着て、みんなにお披露目です。
「なんか、私、ドリフターズの子役みたい?」
と言うと、勇ちゃんが笑いながら、褒めてくれました。
「いや~、よう似合ってるで」

ちなみに、勇ちゃんに(お姉さんが)用意してくれたものは。
お父さんのTシャツと紙パンツでした。

お姉さん、、最強です。
私、あなたに付いて行きます。

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