９月１日

日本三大庭園の一つ、岡山後楽園で催されている夏限定の幻想庭園に行って来ました。
幻想庭園とは、通常夕方６時（冬季は５時）で閉園するところ、年に３回だけ開園時間が夜の９時３０分まで延長され、園内を散策できる催しです。
その名の通り、園内は趣向を凝らした灯りでライトアップされ、日中とはまったく違った幻想的な景色を感じる事ができます。

その評判を聞いて、ずっと気にはなっていたんですけど、今年の猛暑には太刀打ちできず、半ば諦めかけていました。
けれどです、終了間近に台風の置き土産なのか、急に涼しくなって、それに、せっかくの夏だし季節の終わりを目いっぱい楽しもうと、浴衣を着てお出かけしてみました。

途中、火事渋滞にハマりましたが、反ってちょうど良い時間に到着。
車を止め、そそくさと入園（入場料400円）。
心地のよい風が吹いてました。

園内の鶴鳴館では朗読会が行われていて、本日の演目は怪談「番町皿屋敷」・・・・
「これ、怖い話よなぁ？」
「まぁ、大丈夫やろ」
こんなやり取りをしながら中に入ろうとする私の横で、勇ちゃんは動かない。
「早く入らないと席がなくなるで」
「前の方に座ったら、途中で出れんやろ」
・・・・・　・・・・。

無事に最後まで聞き終えて外に出ると
「うわ～っ　きれい！」
まさに蛍の庭、色とりどりの優しい灯りに包まれます。
市内の中心部とは思えない、静寂な美しさの灯源郷です。

ひと時の別世界に魅了されながら、スマホで撮影しまくりです。

もちろんブログでお伝えするためです。（汗）
同じく勇ちゃんもスマホで何か撮ってます。
「うん？スマホ？」
カメラを持ってきたハズなのに・・・
（カメラは、どうしたん？）
「カメラな、車の中や」
「こりゃーっ！」

今日の色は、幻想的な蛍色

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