６月１５日

小林麻央さんが、乳がんの治療で闘病中であることが公表されましたね。
（事情があって、今は治療を中断していますが）
私も同じ病気の患者の一人として、少しつぶやかせて下さい。
これは、私の主観ですので、気に障ったら、ごめんなさいスルーして下さい。

麻央さんの病状は、楽観できる状況なのか、非常に心配です。
私の場合、乳がんを宣告されたとき、主治医にステージ（病期）をたずねたら、
「ステージだけで一概に判断するのはどうかと思うし、
知らない方がいい・・・・」みたいな事を言われました。
そう云う事もあって、結局は聞いていないんです。
知らされなかったと云うことは、ステージⅠとかⅡ程度ではなく、もっと進行していたのかな、と思います。

あれから５年がたちますが、時々辛かった記憶がフラッシュバックすることがあります。
マンモトーム生検、マンモグラフィー検査のように、乳房を挟んだままの状態で針を刺し、医師がモニターを見ながら、「３時の位置・・・」「５時の位置・・・」と技師さんに指示して、がん細胞の疑いのある検体を採取する検査なんですけど、とても痛いんです。
私の場合、リンパ節にも転移してたので、リンパを取ったんです、で術後に腕が上がらなくなり、そのリハビリも辛いんです。

などなど、嫌なこと、痛いことばかりだったけど、その中でも一番辛かったのは、意外かも知れませんが、みんなが心配してかけてくれる言葉。これが一番辛いんです。
「大丈夫？」「頑張って」、頭では感謝するんだけど、心のどこかで”大丈夫なわけない！”、”これ以上、頑張れない！”って叫ぶんです。
心配してかけてくれる言葉が凶器になって心に突き刺さる、「がん」は人の心をトゲトゲにもする。
人の好意を素直に受け取れない自分が嫌になるんです。
大声で泣き叫んで、物でも壊せば少しは楽になれたのかも知れないけど・・・。
当時、高校生だった娘に、そんな姿は見せられず、我慢するしかなかった。エライわたし！！

そんなこんなで、術後５年のいま、５年生存率６６％の中の１人に、なんとか割り込んでいます。
今は、病気なんかに負けたくないけど、勝つのも難しい・・・。
なら（病気）と仲良くしようって感じです。

芸能人だから、騒がれて当然かも知れないけど、不倫とか離婚とかのスキャンダルじゃないんだから、
生死に関わる事なんだから、
麻央さんの事も、そっとしておいてあげて欲しいと思います。
賛否両論あるでしょうが、私は素直にそう思います。
そして、心から応援したいと思います。

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よろしくお願いしま～ス。

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