９月３日

乳がんを発病してから５年半。
今日は、倉敷市内にある川崎医大病院に再発検査に行ってきました。
（何とか乳がんの５年生存率６６％の中に割り込んでいます。）
小林真央さんや、北斗晶さんも同じ病気で、今まさに病気と闘っておられます。
会った事もない人達ですが、快方にむかって欲しいと思います。

今日は”骨シンチグラフィ”という検査です。
簡単に言うと、血管に放射線検査薬を注射して、骨への転移を調べる検査なんですが。
検査室には、頑丈そうなドアをいくつも通って行きます、まるで秘密基地です。
「ガッチャマンでも居そう、、、」そんな気分です。

検査室に着くと試薬を注射されるんですが、普段見るのとはあきらかに違う金属製の注射器、ちょっと不気味です。そのあと２時間は全身に試薬が行き渡るまで、ブラブラしながら待機です。
（２時間後の検査は、マジックテープで固定された姿で検査台に乗せられます、検査そのものは、静かなMRI検査みたいなものですが・・・
「気が付いたら、改造人間になってそう」そんな感じです。）

放射線注射が終わって普通病棟に戻ると、勇ちゃんが見当たらない。
泣きながら、私を探しててるかも知れないのでLINEを送ってみると。
「１階でウ○コ。　その後コーヒー屋」
意味不明の返事が返ってきたけど、そのあと難なく合流。
あと２時間、病院内にある図書室で時間つぶしです。
雑誌を読んでると、腕に変な感触が・・・

カバンから靴下を出して、私の腕にかけている。
意味が分からん！
しかも、闇市で見かけるようなカバン。（何を入れてるのやら）
気になって、手荷物検査をしてみた・・・・

出てきたのは、シェーバー、本３冊、靴下、イヤホン、紙くず・・・etc
そして、冷房の効いた院内にも関わらず、ズボンの裾をまくり上げてる、どこから見ても不審者です。
いつしか、カバンを放ったらかして、どこかへ逃走。
この人、ホントに不思議な人です。

検査結果は、今回も再発の所見なし。
という事で安心して、お昼ごはん。
病院の近くの”CATY”でランチしました。